2025-10-25

【ドラフト2025】ドラ1で遊ぶンゴ【ホークス】

ホークス野球ドラフト

 ドラフト前日、ホークスは誰を指名するんだろうと色々予想していた。

 やはり立石だ、いや将来性を考えると石垣もいい、平川にもロマンを感じる。ワクワクしながら中継を見ていた。

第1巡選択希望選手

佐々木麟太郎!?!!wwwwww!?!!?www!?!!!??!wwwwww

 1分前まで「横浜佐々木麟太郎wwwwww」って笑ってたのに、急に同じ土俵に引き摺り下ろされた。ドラフトの入札で外せ! って思ったのは初めてだった。別に佐々木麟太郎の実力を疑っているわけではない。ただ来るか来ないかもわからん選手にドラフト1位を使うのはもったいないと感じただけだ。まあ、どうせホークスのドラ1は微妙なことが多いから別来ても来なくても変わらんか泣。
 しかしあれだ、単独ならまだしも競合したということは割と日本に来る目があるとあうことなのだろうか?

 ドラフト後、王さんが電話したらとても喜んでくれたらしい。王さんがいるの強いな。そら、世界の王に声をかけられて心が動かない人はいない。

 ホークスファン的にはどんな気持ちで待てばいいのだろう。来年アメリカで活躍されるとメジャーのドラフトに引っかかりそうだし、じゃあ全然打てないというのもそれはそれで悲しい。複雑だ。まあ、考えても仕方ない。もしホークスに入団してもしなくても応援する、それだけだ。

ホークスがポスティングを認めるのか?

 しかし気になるのはホークスのポスティングに対するスタンスだ。ホークスは12球団唯一ポスティングを認めていない。他球団ならポスティングを利用して入団後4, 5年でメジャーに行くというルートが考えられるが、現状ホークスからアメリカ行くなら海外FA権をとるまで最低9年は待たなくてはいけない。今、佐々木麟太郎が20歳なので30歳になるまでメジャーに行けないということになる。
 2019年には球団社長の後藤芳光さんが以下のように述べている。

この日、後藤社長は「原則として、我々のスローガンとして『世界一の球団になる』というものがあります。世界一を目指して、もがきながら色々と考えている。ウチの素晴らしい選手たちが、その相手にいってしまっていたら勝負にならない」と語った。

引用:Full-Count 福谷佑介「福岡ソフトバンクホークスはなぜポスティングを認めない? 球団社長が語る方針『我々は世界一を…』」パ・リーグ.com、2019年1月7日。
https://pacificleague.com/news/2019/1/10314

 しかし最近はこの方針が変わっているという話も聞く。2023年オフに大関が球団にメジャー挑戦の希望を伝えた際、三笠GMが以下のように述べている。

我々も昔から未来永劫(ごう)ポスティングをしないという方針を貫くというわけではありませんので。いろんな昨今の状況とかを踏まえてどうするか。強いチームをつくるにはどうするかということを常に考えて、その中で今までポスティングをしていないということでありますので、そのスタンスは変わってないので、状況に応じて考えていくということですね

引用:『【ソフトバンク】三笠杉彦GM、大関友久の将来的なメジャー希望に見解「ポスティングしない方針を貫くわけではありません」』パ・リーグ.com、2023年12月。
https://pacificleague.com/news/2023/12/10026350

 さらに今年から球団フロントのトップになった城島CBOも2025年1月、和田毅との対談でポスティングについて話している。

 「ポスティングを認めます」とは言ってないが、「認めない」とも言っていない。言葉を濁している感じだね。ホークスフロントはここ数年でポスティングに対する姿勢が結構変わっているようだ。変化を恐れないこと王イズムだ。
 一方、城島CBOは指名後のインタビューで

彼はまだ20歳ですかね。40歳まで、45歳までやってくれることをね。うちの核としてやってくれるなら、この何か月間は僕らは全然、待ちます

引用:『佐々木麟太郎、1位指名の舞台裏 城島健司CBOの一問一答「リスクを背負ってでも欲しい」』福谷佑介/鷹フル(パ・リーグ.com)2025年10月23日。
https://taka.full-count.jp/2025/10/23/post1286490/

 このように言っている。あれ?アメリカに行かせる気は無いのかな?わかんない。
 まあでも、もしホークスに入団して5年連続ホームラン王獲るくらいの活躍してくれたら快くアメリカに送り出すよ。気が早いけど。

ドラフト全体としては?

 ドラフト全体の指名的にはどうだったのだろうか?正直よくわからない選手が多い。アマチュア野球のスペシャリストである友人に聞いてみたところ、ドラフト5位でJR東日本の高橋隆慶選手を獲れたのは大きいらしい。

 守備位置はサードだが外野もできるユーティリティ性を持つ。長打も期待できるらしい。即戦力候補だ。ホークスの野手は年齢層が高い、来年もどうせ誰かしら怪我する。少しでも層を厚くするのは全然アリだ。

エミールくん

 育成7位で幸福の科学学園のエミール・セラーノ・プレンサ選手を指名した。

 前々から隠し玉として大きく報道されていた。隠せよ。
 育成指名の中継はエミールくんまだ?エミールくんまだ? って思いながらずっと見てた。活躍してくれると嬉しいンゴねえ。


 さて、2025年のソフトバンクホークスのドラフトは結論が来年7月まで持ち越しというまさかの状態となった。これだからドラフトは面白い。イッツ・ア・エンターテイメント!!

麟太郎くん!福岡で待っとるばい!!