2024年日本シリーズ第2戦───
どすこーい
プロ野球⚾️日本シリーズ第2戦
— NHKベースボール (@nhk_baseball) October 27, 2024
DeNA×ソフトバンク
NHKBSサブチャンネルで放送中!
ゲスト #石川雅規 投手 解説 #井口資仁 さん
1回表#ホークス #山川穂高
先制ツーランホームラン!#ラジオ第1 でも放送中!
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頼りになるなあこの4番
このホームラン含め3安打3打点の固め打ち。勢いに乗る横浜の出鼻をくじくホームラン。西武時代は嫌な(褒め言葉)バッターだったが、味方になると頼もしい。山川に回せばなんとかしてくれる、得点圏で山川に回せ、上位打線にもそういう意識が感じられる攻撃をしていた気がする。まあ、それはシーズンの時もそうだったが。
そう、シーズンとあんまりやること変えてないんだよね。1番柳田がちょっとイレギュラーって感じか。日本シリーズだからといって特別なことはせずいつも通りの野球をするのが結局は一番強いということだろう。
守護神向きのメンタル
3点差で迎えた9回の裏は昨日と同様オスナがマウンドに上がった。昨日あわやサヨナラというところまで打たれたオスナだが今日はあっさりと三者凡退。見事本シリーズ初セーブを記録した。試合終盤のホークスファンは9回に誰が投げるのかヤキモキしていたが、オスナはしっかりと切り替えていたようだ。
確かにシーズン中も2試合連続打たれことはない気がする。実力はもちろん折り紙付きだがこういったメンタルコントロールも一流なんだな。昔、大隣もいい球は投げるのになかなかそれが結果に繋がらない微妙な投手だったが、メンタル管理術を学習し代表に選ばれるまでの投手に成長した記憶がある。
オスナは鷹の若い投手陣にとっても精神的な支えになっているようだ。ホークスは伝統的に「実力はあるのにそれを試合に活かせない」という若い選手が多い気がする。外国人ではあるがオスナがブルペンのチームリーダー的な存在になってくれるとこれからのホークスはもっと強くなると思う。そう、King of Closerことサファテのように───
色々と批判を受けるのは仕方ないかもしれないが、ただの助っ人外国人ではなくチームのために尽くす気持ちは本物だと思う。今シーズンも怪我に苦しみながらなんとかチームに貢献できるよう我慢しながら投げていたんだと思う。もしオスナがいわゆるクソ外国人だったら再来日なんて絶対しないと思う。一旦治療に専念して終盤に帰ってくることが一番チームに貢献できると判断して離脱を選択したのだろうし、ちゃんと帰ってきてCSもきっちり抑えた。誰がなんと言おうと今年のそしてきっと来年以降も守護神はオスナだと思う。
変則投手
この2戦で印象に残った横浜の選手の1人が中川 颯だ。オリックスから戦力外通告を受けたあと横浜に入団し開花したアンダースロー投手だ。第1戦ではピンチの場面で登板し、見事山川を三振を奪いピンチを凌いだ。第2戦でもイニング跨ぎで登板しホークス打線を完全に沈黙させた。いや〜打ちづらそうだったね。アンダースローが得意な柳田も打ち取られていた(当たりは強かったけど)。特に2試合連続山川を抑えているのは大きいね。第3戦以降もここぞというところで所で登場しそうだ。
一方ホークスはヘルナンデスが好投している。あのサイドスローから繰り出される角度のあるストレートは初見じゃあなかなか打てないと思う。崩れるとしたら四球連発による自滅になるだろうが今の所直球も変化球もコントロールできている。ヘルナンデスの後だとオスナ打てる気するのはよくわかる。
変則投手は短い期間で対策するのは難しそうだ。ヘルナンデスはリードしている展開では基本的に8回に投げるから継投のタイミングとかを考える必要はなさそうだが、中川はピンチで山川を迎える時に切り札として投げそうだんだよなあ。もし山川を抑えることができたら横浜が優位に試合を進めることになるかもしれない。ただ、第3戦以降は5番に近藤が入る可能性が高い。中川が近藤相手にどういうピッチングをするのかも注目していきたい。シリーズ前は津森がカギになると予想したんだけどなあ。
第3戦へ
第3戦から日本シリーズは舞台を福岡に移してのゲームになる。ホークスの先発はカーター・スチュワート・ジュニア。
へー入団時から日本シリーズのこと言ってたんだーと思って記事を探したら
確かに言ってる。「6年後のことはわからない」とも言っているが、奇しくもその6年目で初の日本シリーズの大事なマウンドを任されたスチュワート。6年前に語ったように、チームを勝利へ、そして日本一へ導くようなピッチングを期待したい。