2024年日本シリーズ初戦───
宝石のような有原
先発は有原。今シーズン1年間ローテを守り最多勝のタイトルを獲得したエースだ。
完璧でした。
追い込むまではストライクゾーンにボールを投げファールを打たせ、もしくはタイミングを外しゴロやフライで討ち取る。追い込んだらストライクからボールになる変化球で三振を狙う。いつも通りの有原だった。
そして決勝タイムリーを打ったのも有原だった。
甲斐が申告敬遠で歩かされた時はセ・リーグのシステムに毒を吐いたが1分で手のひらを返した。
フィールディングも良かった。5回裏1アウト1塁でピッチャーライナー。1塁ランナーが飛び出していたためファーストにボールを投げフォースアウトでチェンジとなった。
あのプレー、運が良かったなあと思っていたが、運で凌いだわけではなかった。
#SMBC日本シリーズ
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) October 26, 2024
今日のヒーローは投打で大活躍! #有原航平 投手です☆
▼フルver.は明日こちらからhttps://t.co/qTJ3dqsNbU
5回のピッチャーライナーは中田投手コーチとの練習が実ったプレーだそう👏明日も勝ちましょう!#頂点へ美破 #いこう全員で#VIVA #sbhawks pic.twitter.com/Ew6s7QJXBi
ピッチャーライナーが苦手なことを認識しており、ちゃんと練習していたのだ。いやー驚いた。見えないところでちゃんと練習しているんだなあ。練習でできないことは本番でもできないということだろう。ホークスの強さの一端を垣間見た。
無視1塁栗原バント正木代打近藤申告敬遠
正気か?
ただ改めて考えると近藤を代打で出せるタイミングってそうないのかもしれない。1塁が空いていると高確率で歩かされるし、とはいえ先頭で使うのは勿体無い。使うタイミングがないからといって最後まで球界最強バッターを温存するのもそれはそれでもったいない。3試合目からはDHが使えるのでそこまで気にすることではないかもしれないが、この後の試合、代打近藤という切り札をどこで使うか、小久保監督の腕の見せ所だろう。オスナ大丈夫か・・・
9回表の時点で5点差をつけてほぼほぼ勝ったかなと思ったが、最後に登板したオスナが劇場を開演した。最後の牧の打球とか絶対右中間抜けたと思ったよ。試合前にワールドシリーズに負けないような試合をしたいと小久保監督が言っていたをの間に受けたのかな(ふさげるな)。いやまあ打たれるのはいいよ(よくないが)。でも守備はちゃんとしてほしいなあ。
本来の力を発揮できてないのは誰が見ても明らかだがCSは3試合ちゃんと0に抑えてたし、点差に余裕があったからちょっと気が抜けたところもあったのかもしれない。残りの試合オスナを投げさせないことはありえないから、次はしっかり抑えてほしい。