チェンソーマン レゼ篇を観に行ったので振り返る。原作は全巻読んでいます。
映画を観に行く前にNetflixで総集編を見た。アニメを見たのは随分前だったので復習だ。テレビ放送版と比較してもかなり出来がいいと聞いていたが、何が違うのかよく分からなかった。そもそもテレビ放送版も普通に面白かったと思っている。テレビ放送版は声優の声を抑えめにしていたが、総集編では再録してテンション高くなった、らしいが、違いがわからなかった。もちろん聞き比べればわかると思うけど、正直テレビ放送版の演技を忘れていた。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』公式サイト
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』2025年9月19日(金)全国公開!TVアニメ Blu-ray&DVD全4巻発売中&Prime Video他配信サイトにて配信中!
というわけで「レゼ篇」。「レゼ編」ではなく「レゼ篇」だ。
面白かった。まず、映画としての尺がちょうどいい。序盤のマキマさんとの映画デートのエピソードを考えると、映画化を狙って連載してたんじゃないかなと思う。
原作を読み返してみるとレゼ篇は2巻弱14話だった。ほぼ原作通り。追加シーンはりんご飴踏まれたところくらいかな。というか場面展開が映画通りだった。例えば
レゼ「田舎のネズミと都会のネズミ どっちがいい?」
デンジ「・・・なにそれ?」
天使の悪魔「イソップ寓話の一つだよ」
映画ではデンジがしゃべった後すぐ天使の悪魔のシーンに切り替わったけど、原作もその通りだった。デンジのコマの横が天使の悪魔になっていた。これはどちらかというと原作が映画っぽい演出になってるってことだよね。まあ、それは当時5巻6巻を読んでいる時から感じていた。今回レゼ篇が映画化されたことで答え合わせになったと思う。それに作者・藤本タツキが映画好きなのは既知の情報だ。
レゼがカフェに行くシーン。あれは良かったな。映画序盤と終盤で全く同じルートでカフェに向かうレゼ。あれはアニメならではの「間」だよね。って思っていたけど原作読み返したら、原作も同じコマ割りだった。階段を登り自販機の前を通り路地を抜けてカフェに行くコマがちゃんとあった。マジかよ。マジで原作も映画じゃん。まあ、映画では1時間前に観たシーンを覚えているから「あ、同じ道だ」ってなったけど、流石に単行本読んでる時は気づかんかった。逆に今気づくことができて良かった。映画を観た後は漫画も読み返すのがおすすめです。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) October 4, 2025
公開後ビジュアル解禁
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誰も知らない、少女の心 #劇場版チェンソーマン 大ヒット上映中🎬#チェンソーマン #chainsawman #IRISOUT #JANEDOE pic.twitter.com/mtFHOta0z1
レゼがかわいい。超媚び媚びなのはわかっているけどそれでもかわいい。プールのシーンで結構胸あるなと思った。全部チンチンで考えているからこんな感想しか出てこない。
原作もこんなに可愛かったっけって思って読み返したけど、原作も可愛いかった。アニメになると髪が細かく描写されるのがいいな。キャラクターが動くと揺れる髪。細かく分かれる毛先まで色っぽい。赤く染まる頬がまた魅力的だ。かわいい。
レゼって心も体も悪魔かと思ってたけど、元人間だったのか。勘違いしていた。そうかそれで最後はあの行動になったのか。悲しいとか感動したとかいう感情はないけど寂しいね。
この後のチェンソーマンのアニメ展開はどうなるんだろう。8, 9巻までテレビアニメにして最後は映画かな。銃の悪魔のところとかも映画で見たいけどね。レゼ篇がこの人気なら続きもアニメ化するだろう。楽しみだ。