ジョジョランズ 3巻を読んだので振り返る。
新たなる敵?
2巻の終わりで猫の死骸を送りつけた敵が姿を現した。スタンドは物質の表面を背景と同化させる光学迷彩的な能力だ。自身の姿を隠して不意打ちしたり武器を持った手を能力で隠して間合いを誤認させたりと、暗殺向きの能力だった。
まさか主人公パーティに加わるとは思わなかった。 名前はチャーミング・マン。このパーティ、ジョディオの負担が重すぎでは? ジョディオがやられたら誰も敵を倒せんぞ。
The ハッスル 強い
最初「The ハッスル」の能力を知った時は 「弱すぎるやろ…」 と思ったけど、対人戦においてはそこそこ使える能力だった。両手以外で何かを掴んで武器にできるから単純な対人格闘において手数で上回ることができる。近距離パワー型があまり登場しない最近のジョジョの世界ではいい感じに立ち回ることができそうだ。
ドラゴナのスムース・オペレイターズも便利だな。首を切られたが傷を瓶に移動させることで窮地を免れた。パワーがないからすぐ治せるわけじゃないけど、ヒーラー枠として活躍できそうだ。
溶岩の謎
なぜか高価なものを引き寄せる謎の溶岩。てっきり引力ようなもので引き寄せているのかと思ったら、周囲の人間が無意識のうちに高価なものを溶岩の元へ運んでいるようだった。溶岩の出所も明らかになった。フアラライ山の溶岩チューブから流れ出たものらしい。それを岸辺露伴が拾って調査していた。チャーミング・マンが溶岩を追いかける理由は、溶岩チューブの穴に落ちて行方不明になった弟を探すためだ。フアラライ山には水源がないはずなのに弟が穴に落ちた時に水が流れていたそうだ。またよくわからない謎が出てきた。どんどん新しい謎が出てくるのはジョジョリオンの流れを汲んでいるようだ。
ちなみに、溶岩チューブとは斜面を流れる溶岩流により形成される洞窟だ。
実際に人が落ちることもあるようだ。
4巻へ
まだそこまで物語が動き始めたわけではない。3巻までがジョジョランズのプロローグといったところか。流石にこれ以上パーティが増えることはないだろう。4巻以降で起承転結の承が始まることを期待したい───