日本シリーズも終わり数日が経つ。すでにいろんな情報が入ってきている。数日どころか日本シリーズ最終戦の数時間後にはもういくつかの情報は出ていた。これも例年のことだが毎年この時期は悲喜交交になる。
外国人情報
ライデル・マルティネスの獲得調査
ライデル・マルティネスの獲得調査はまあしてるやろうなあと思っていたが早速記事が出たか。日本シリーズで中継ぎの層の薄さ(経験値の無さ)が露呈したから補強ポイントではある。フロントがチームを強くするために全力で動くのは当然だ。必要であれば全力で獲得に動くのは別に間違ってはないだろう。まあ節操ないとは思うが。勝てば許されるところを負けてるんだよな。補強は悪くない。負けてるのが悪い。
仮に獲得したら外国人枠どうするんだろう。投手はモイネロ、スチュワートJr.、ヘルナンデス、オスナの4人で埋まってるぞ。感染症特例が来年も継続されても外国人投手5人を同時に出場選手登録することはできない。モイネロが日本人枠にになるのは2026年シーズンだ。
ただ数年前から選手会はFA権取得期間の短縮を求めている。可能性は限りなく低いが、仮に来年度からFA権取得期間が短縮されたらモイネロとR・マルティネスが外国人枠から外れ、めちゃくちゃヤバいことになる。
ダーウィンゾン・ヘルナンデス残留
一方、ヘルナンデスの残留は嬉しいニュースだ。あんまり流出することを考えてなかったが、争奪戦だったのか。今年の外国人選手の中では一番活躍した選手だ。彼なしに優勝はあり得なかっただろう。来年の選手名鑑では詳細表示欄に載っているだろう。ラーメン食べすぎないでね。
戦力外通告
【球団発表】
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) November 4, 2024
福岡ソフトバンクは以下の選手に対し、来季の支配下選手契約を締結しない旨を通達しました。#風間球打 投手#中村亮太 投手#三浦瑞樹 投手#笠谷俊介 投手#田上奏大 投手#川原田純平 選手#仲田慶介 選手#sbhawks
応援していた選手も多い。もっと応援したかった選手も多い。もちろん育成契約として引き続きホークスの一員として残る選手もいる。いつかまた1軍の舞台に戻ってくることを願っている。そして、ホークスを離れる選手のこれからも応援したい。他球団に行くにしても、NPBを離れるにしても、野球をやめるにしても、今までありがとう、これからも目の触れる範囲ではないかもしれないが応援したいと思う。
和田、引退
和田毅投手が、今季限りで引退することになりましたのでお知らせいたします。
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) November 5, 2024
また、本日17時より引退会見を実施します。#sbhawks
和田選手の電撃引退が発表された。つい先日現役続行の記事が出たばかりだから驚いた。どちらかというと現役続行することにも少し驚いていた。今シーズン終盤、中継ぎとしてプロ初ホールドを上げ、CSに向けて中継ぎとして準備をしている中、練習中に故障し離脱となった。正直もう限界なんじゃないかなと思っていた。やはり限界だったのだろう。スポニチはちゃんと取材しろ。
引退を決断したのはCS直前の怪我が理由かと思ったが、今年の7月には意思を固めていたらしい。引退試合をしなかったのは最後まで真剣勝負をしたかったから。引退試合だからといって手加減されるとは限らないことは監督が教えてくれたかもしれないが個人のためにチームが動くという流れや雰囲気になること自体を嫌がったのだ。会見で和田が言っていたように考え方は人それぞれであるが、個人的にはとても共感ができる考え方だ。週刊少年ジャンプが例え人気漫画であってもその最終回に巻頭カラーを与えない、時にはセンタカラーでもない時もある、ことと同じだね。もちろん、引退試合も嫌いじゃない。
今の若い選手たちが20年後和田のような存在になるのだろうか。なってほしいね。ドラフトの時から見守ってきた選手が皆に惜しまれながら引退する、そんなシーンを見るのも悪くない。いい意味で想像できないけどね、今の若手選手が将来チームを問わず慕われるシーンなんて。もちろん本人の努力次第であるけれど、そんな大投手(もちろん野手も)になってほしい、なってくれるように応援していきたいと思う。