2024-11-04

【日本シリーズ2024第6戦】終了【ホークス】

 2連勝の後3連敗し後がない状態で挑んだ日本シリーズ第6戦。結果は9点差をつけれられての大敗。福岡ソフトバンクホークス、日本一奪還ならず───

強かった横浜

だからなんでシーズン3位だったんだよ。投打に圧倒された。エース東は宮城と同じくらいよかった。ケイとジャクソンはシーズン防御率1点台でもおかしくないだろ。桑原にはポコポコ打たれたしシリーズ後半から調子を上げてきたホームランマシーンも脅威だった。シンプルに強かった。来年はシーズン優勝した横浜と再び日本シリーズの舞台で戦いたい───

最終戦の継投

 采配について外からあれこれ批判するのは正直好きじゃない。仮に不自然に見える采配であってもそうせざるを得ない理由があったのかもしれないし、それがわからない以上その是非を問うことはできない。唯一批判できるとすれば外野後退だけだろう。あれなんで後退してたんや。
 ホークスは先発の有原を3回61球で諦め早めの継投に入った。4回は尾形がランナーを出しながらも無失点で抑えた。5回に登板したのは第3戦で先発も務めたスチュワートJr.。しかしスチュワートは1アウトしか取れずに降板、結果的にこの回7失点を喫し試合の流れを決定づけた。5回時点で2点差だったことを考えると、ベンチの意図としてはスチュワートに複数回投げてもらいその間に同点、あるいは逆転し7回からの勝ちパターンに繋げたかったんだろう。しかしスチュワートはシーズンでは先発しかしておらず中継ぎ経験がほとんどないこと、コントロールがいいわけではなく適度に四球を出すピッチャーであることを考慮すると、なぜスチュワートを登板させたのか疑問が残る。これは結果論ではない。登板した時点でちょっと不安だった。投げさせるならせめて中継ぎ登板も豊富な石川柊太だっただろう。後がない試合でビハインドの展開になったことが少しベンチを焦らせてしまったのかもしれない。短期決戦の戦い方に正解はない、勝った方が正解だと思う。采配というよりはやはりシーズンのブルペンを支えてきた藤井、松本欠いたことが大きく響いたと感じる。

来年に向けて

 正直負けるとは思わなかった。まあ気持ち的には一昨年去年に比べるとマシだけど。もしCSでこんな負け方したら5年は引きずってたと思う。今この記事を書きながら振り返ることで気持ちを落ち着かせている。こういう振り返り、意外と精神衛生上いいかもしれないね。まあ落ち込んでいる暇はない、日本シリーズが終わったらすぐストーブリーグが始まる。というかもう始まっている。プレミア12もある。来年に向けてホークスがどんなチームづくりをしていくのか見守っていきたい。